女が作る映画誌 ー 女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱい
 (1987年8月、創刊号 巻頭文より) 夢みる頃をすぎても、まだ映画を卒業できない私たち。
 卒業どころか、30代、40代になっても映画に心が踊ります。だから言いたいことの言える本まで作ってしまいました。
 普通の女たちの声がたくさん。これからも地道な活動を続けていきたいと思っています。どうぞよろしく。

『RIZE<ライズ>』公開記念ダンスバトルに、
オバさんも熱くなった!

1月28日からの『RIZE』一般公開を前に、1月23日(月)夕方、『RIZE』に出演している、トミー・ザ・クラウン、ラリー、ミス・プリッシー、リル・シーを迎え、「KRUMP DANCE BATTLE 2006」が渋谷DUO MUSIC EXCHANGEで開かれました。

RIZE 場面写真
©2005 Lionz Den Productions, inc. All Rights Reserved.

まずは、日本人ダンサーたちによるショー・タイム。アリーナ席を埋め尽くした観客たちは、いつもなら一緒に踊って楽しむところ、この日は正面の取材陣にじゃまにならないよう、決して立ち上がらないよう言い渡されていて、じっとしているのが辛い様子。座ったまま腰を動かし、贔屓のダンサーには黄色い声援をおくります。

小さなダンサーたち
大人顔負け
おしゃまなダンサーたち

若者たちのダンサーに続いて、小学生低学年の可愛い女の子たち5人のダンスユニットMINI BOXが登場。大人顔負けのダンス。「将来は?」の質問に、皆、「ダンサーになりたい」と答えます。もうすでに立派なダンサー。こんなに小さい時から、しっかり燃えるものを持っていてうらやましい思い。

続いて、バトルタイム。最初は、日本人トップダンサーによるダンスバトル。アフロを被った道化師姿のトミー・ザ・クラウンがレフリーとして登場。トミーが、最下層のすさんだ生活をしている若者たちに、何か燃えるものを持ってもらおうと始めたクランプ・ダンス。「L.A.の一角で始めた俺のダンスが、こんなに広がるなんて思ってもみなかったぜ!」とトミー。

日本人ダンサーの中から2名が選ばれ、ミス・プリッシー&リルCとの日米バトルを繰り広げました。ミス・プリッシーの迫力には圧倒されます。「女の子だからって諦めないで! 夢を持てば叶うのよ!」

レイザー・ラモンHG、トミー・ザ・クラウン
HG闖入に圧倒される
トミー・ザ・クラウン
レイザー・ラモンHG、トミー・ザ・クラウン
みんな一緒に「フォー!」

バトルも佳境に入ったところで、レイザー・ラモンHGが闖入し、腰振りバトルの場に。一緒に「フォー!」のポーズをする面々。「アメリカでもはやらせて」とHG。トミー・ザ・クラウンからアフロをプレゼントされ、最後はアフロを被っての競演となりました。

レイザー・ラモンHG
アフロを被ったHG

熱気あふれるイベント終了後、「ハリウッド進出は?」と投げかけられたHG、「ハリウッドというより、現地のテレビ局でサンフランシスコ商店街レポートなんか出来たらいいなと」。これは楽しそうな企画! 彼なりに、上を目指してほしい!



こんなことでもなければ、決して足を踏み入れることのなかった、渋谷のクラブ。姪っ子がダンスが好きで、よく夜中に出入りしているので、どんなところなのか・・という好奇心もあって、オバさんとしては健全なところなのかチェックしなくちゃ・・とノコノコ出かけた次第でした。いやもう、若い人たちの熱気に圧倒された数時間でした。 さぁ、今からでも遅くない、夢を描いて、上をめざしてRIZEしよう!

RIZE 場面写真
©2005 Lionz Den Productions, inc. All Rights Reserved.
RIZE 場面写真
©2005 Lionz Den Productions, inc. All Rights Reserved.

>>作品紹介

return to top

(取材:景山咲子)
本誌「シネマジャーナル」及びバックナンバーの問い合わせ:
order@cinemajournal.net
このHPに関するご意見など: info@cinemajournal.net
このサイトの画像・記事等の無断転載・無断使用はご遠慮下さい。
掲載画像・元写真の使用を希望される場合はご連絡下さい。