1月28日からの『RIZE』一般公開を前に、1月23日(月)夕方、『RIZE』に出演している、トミー・ザ・クラウン、ラリー、ミス・プリッシー、リル・シーを迎え、「KRUMP DANCE BATTLE 2006」が渋谷DUO MUSIC EXCHANGEで開かれました。
まずは、日本人ダンサーたちによるショー・タイム。アリーナ席を埋め尽くした観客たちは、いつもなら一緒に踊って楽しむところ、この日は正面の取材陣にじゃまにならないよう、決して立ち上がらないよう言い渡されていて、じっとしているのが辛い様子。座ったまま腰を動かし、贔屓のダンサーには黄色い声援をおくります。
若者たちのダンサーに続いて、小学生低学年の可愛い女の子たち5人のダンスユニットMINI BOXが登場。大人顔負けのダンス。「将来は?」の質問に、皆、「ダンサーになりたい」と答えます。もうすでに立派なダンサー。こんなに小さい時から、しっかり燃えるものを持っていてうらやましい思い。
続いて、バトルタイム。最初は、日本人トップダンサーによるダンスバトル。アフロを被った道化師姿のトミー・ザ・クラウンがレフリーとして登場。トミーが、最下層のすさんだ生活をしている若者たちに、何か燃えるものを持ってもらおうと始めたクランプ・ダンス。「L.A.の一角で始めた俺のダンスが、こんなに広がるなんて思ってもみなかったぜ!」とトミー。
日本人ダンサーの中から2名が選ばれ、ミス・プリッシー&リルCとの日米バトルを繰り広げました。ミス・プリッシーの迫力には圧倒されます。「女の子だからって諦めないで! 夢を持てば叶うのよ!」
バトルも佳境に入ったところで、レイザー・ラモンHGが闖入し、腰振りバトルの場に。一緒に「フォー!」のポーズをする面々。「アメリカでもはやらせて」とHG。トミー・ザ・クラウンからアフロをプレゼントされ、最後はアフロを被っての競演となりました。
熱気あふれるイベント終了後、「ハリウッド進出は?」と投げかけられたHG、「ハリウッドというより、現地のテレビ局でサンフランシスコ商店街レポートなんか出来たらいいなと」。これは楽しそうな企画! 彼なりに、上を目指してほしい!
こんなことでもなければ、決して足を踏み入れることのなかった、渋谷のクラブ。姪っ子がダンスが好きで、よく夜中に出入りしているので、どんなところなのか・・という好奇心もあって、オバさんとしては健全なところなのかチェックしなくちゃ・・とノコノコ出かけた次第でした。いやもう、若い人たちの熱気に圧倒された数時間でした。 さぁ、今からでも遅くない、夢を描いて、上をめざしてRIZEしよう!
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