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女が作る映画誌 ー 女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱい
(1987年8月、創刊号 巻頭文より) 夢みる頃をすぎても、まだ映画を卒業できない私たち。
卒業どころか、30代、40代になっても映画に心が踊ります。だから言いたいことの言える本まで作ってしまいました。
普通の女たちの声がたくさん。これからも地道な活動を続けていきたいと思っています。どうぞよろしく。

『カンパイ!世界が恋する日本酒』
小西未来監督 インタビュー

小西未来監督 (撮影:宮崎暁美)

2016年5月 都内にて


日本初の外国人の杜氏、英国人フィリップ・ハーパーさん
英語で日本酒を語る米国人ジャーナリスト、ジョン・ゴントナーさん
世界に日本酒を宣伝する《南部美人》五代目蔵元、久慈浩介さん
日本酒の美味しさを世界に伝える3人を追ったドキュメンタリー。
観た後、きっと日本酒を飲みたくなる!


日本酒の魅力に取りつかれた3人の姿を捉えたのは、ロサンゼルス在住の小西未来監督。
公開を前に、一時帰国した小西監督にお話を伺う機会をいただきました。



小西未来監督 (撮影:景山咲子)

*小西未来監督 プロフィール*

南カリフォルニア大学映像学部(USC School of Cinematic Arts)卒。ロサンゼルス在住。短編映画『ブラインド』が、横浜フランス映画祭、アメリカン・ショートショート・フィルム・フェ スティバルで上映される。短編映画『Close To You』は、東京ファンタスティック映画祭で上映。映画『ジョゼと虎と魚たち』において、メイキング『The Diary of ジョゼと虎と魚たち』の撮影・編集・監督を担当。『スーザン・ニコルスの幸せになるヨガ』では、監督・編集・スチール撮影を手がけている。映画ライターとしても活動し、ハリウッド外国人記者クラブ(HOLLYWOOD FOREIGN PRESS ASSOCIATION)のひとり。(公式サイトより)







(C) 2015 WAGAMAMA MEDIA LLC.

*作品データ*

『カンパイ!世界が恋する日本酒』 監督:小西来未
エグゼクティブ・プロデューサー:駒井尚文、スージュン
プロデューサー:柳本千晶
出演:フィリップ・ハーパー、ジョン・ゴントナー、久慈浩介
 *出演者3人の詳しいプロフィールは、公式サイトをご覧ください。


2015年/日・米/日本語・英語/95/カラー
配給:シンカ
公式サイト:http://kampaimovie.com
★2016年7月9日(土)、シアター・イメージフォーラム他全国順次公開




◎小西未来監督に聞く

聞き手: 宮崎暁美(M) 景山咲子(K)

◆ユダヤ人に伝導する久慈さんに惹かれる

: 3人それぞれのキャラクターに惹かれ、国際的になった日本酒の今を楽しく拝見しました。中でも、《南部美人》の蔵元、久慈浩介さんのキャラクターが凄いなと印象深く残っています。そして、とても気になったのが、久慈さんがユダヤの食餌規定であるコーシャ認定に目を付けられたことです。

監督:久慈さん、コーシャ、大好きですね。コーシャは日本人にとっては縁遠いけれど、僕はアメリカに住んでいるから近いんですね。

: 久慈さんのビバリーヒルズでのユダヤ人を対象にした試飲会が許可を取ってなかったので入れられなかったというのが、どんなものだったのか、とても気になっています。

監督: その試飲会が最初の久慈さんとの出会いでした。久慈さんと私の共通の知人から、「久慈さんという人がユダヤ人のお金持ちを集めて日本酒《南部美人》のお披露目会を開くけど、カメラマンとして来られないか」と誘われて、たまたま時間があったので行ったら、やたらエネルギッシュな日本人の方がいて、英語がそれほど上手じゃないのに、どんどんファンを作っていくんですよ。ちょっと前までは赤の他人だったのに、皆で写真を撮りあっているんですよ。これは凄い人だなと。自分のお酒に誇りを持っていて、いかに自分がどう変えたかを語るんです。これは面白いと思って、ぜひ、この人と一緒に映画を撮って、知らなかった日本酒を知りたいと思いました。


外国人と談笑する久慈さん
(C) 2015 WAGAMAMA MEDIA LLC.

僕が日本酒を敬遠していたのは、無知過ぎるので、詳しい人からは怒られるのではないかと思っていたからなんです。久慈さんは日本酒を知らない人にも慣れていて、彼とだったらおじけることなく、学ばせて貰えるのじゃないかと思いました。
ユダヤの人たちへのお披露目会で久慈さんに会うというきっかけがなければ、外国人を一緒に入れて映画を作ろうとは思わなかったと思います。
久慈さんは、ビバリーヒルズの後にニューヨークでもっと大きなお披露目の会を開いていて、200人くらいの正統派ユダヤ教徒の人たちの真ん中に久慈さんがいて、「カンパイ!」とやってる写真があるんですよ。凄いですよ。

: 黒い帽子に黒い服の正統派のユダヤの人に囲まれた写真、壮観でしょうね。
《南部美人》のサイトに、コーシャ認定を取得された経緯が出ていて、マレーシアでイスラームの規定に沿ったハラール認証のことを知って、それにヒントを得て、コーシャに目を付けたとあったのですが、凄いと思いました。お酒はイスラームではご法度なので、ハラール認証は絶対取れないじゃないですか。それに10年前というと、まだ日本ではハラール認証のことはあまり知られてなかったと思うのですが、それにヒントを得たという久慈さん、凄いなと。

監督:あちこちにアンテナ張っているのと、行動力が伴っていて、正しいと思ったらやってしまう。僕とほとんど同い年なのですけど、あの行動力は凄いと思います。


◆40分で生い立ちから酒造りまで語り尽くす

: 久慈さんの語り口にぐいぐい引かれました。あの酒蔵でのインタビューも、インパクトありましたね。


(C) 2015 WAGAMAMA MEDIA LLC.

監督: もろみの入ったタンクを背景に語って貰ったのですけど、インタビュー自体は40分位しかないんですよ。凝縮した40分で、生い立ちから大学時代から酒造りまで語ってくれました。

: 40分であれだけしゃべって凄いですね。

監督: ほんとにあんな感じで、一緒にいると引いてしまうほどです。講演もよくやってるので、話すのは得意。もともと先生になりたかった人。日本酒造組合の講演会で5人話す最後に出てきて、皆疲れているのに、彼は一番元気でどんどん声もでかくなって、時間も延長して貰ったと聞きました。

: 野球好きな息子さんには好きなようにさせたいというのも、潔いですね。先々継いでくれるといいなと思ってるのでしょうけど。

監督:彼自身も野球やっていたし、久慈さんのお父さんもおじいさんも野球をしていて、お父さんは甲子園にも行ったことがあります。あのあたりは野球をやる風土なので、息子にもいけるとこまでいけばいいと思っているんです。でも、野球って一生の仕事じゃないから、引退してから、家業を継いでも遅くない。


◆3人を同時進行でテンポよく!

: 久慈さん自身も、農大に行けば教職取れるし親孝行もできると、発想が素晴らしい方ですね。 ところで、《南部美人》の広告になってもいけないと外国人を二人、一緒に取り上げたのも面白かったです。監督ご自身が外国にいることもあって、外国の方を取り上げたのですか?

監督:共感できる人に出演してほしいと思いました。何代も続いていて、凄いお酒を造っている人がいても、僕としてはちょっとハードルが高くて共感できるところがないんです。外国から来て極めた人は、凄いと共感できるし、尊敬できる。アメリカに留学して、自分自身、今も苦労があります。もっと凄いことをやってしまったというところが、自分の理解のできる範囲で凄いとわかったわけです。
日本酒自体、色がなくて描きづらい。なるべくカラフルな人生を歩んだ人のほうが面白いなと。外国人で日本酒をまったく知らなくて惚れた人を描いたほうが、日本酒の美味しさを伝えられるのではと思いました。ふり幅が激しい人に登場してもらったほうが面白い映画になるのではと思いました。この組み合わせに関してはリサーチをして、2003年~2004年ごろに、ボストンのイベントで3人が一緒だった利き酒会のことを知りました。日本酒の魅力を語るというようなイベントで、ライターがいて、杜氏もいる。造る人、世界に伝える人、そして日本人。同時進行で描けば日本酒全体の魅力を伝えることができて面白くなるのではという予感がありました。


小西未来監督 撮影:景山咲子

: 3人同時進行で、テンポが速くてわかりにくくて、もう少しゆっくり説明してほしかったという人もいるのですが、私としては飽きずに観れました。

監督:いろいろな意見があって、観ている人からすると日本酒の造り方を知りたかったという人もいるのですが、一番したくなかったのは、退屈なドキュメンタリーを作ることでした。映画を観て、日本酒を飲んで欲しいと思いました。説明しすぎて飽きられるのはいやでした。素材は何十時間もある。苦労したからと長めにすると、観ている人は飽きる。ぎりぎりのところまで削りに削りました。あるところで早すぎるという場面もあるかもしれませんが、長すぎるよりはいいだろうと自分を説得しました。
オムニバスという方法もあると思ったのですが、それでは短編の寄せ集めになってしまう。一つ終わるとリセットされてしまう。同時進行にするのは、早い時期から決めていました。めまぐるしいと思うのですが、僕が飽きっぽいので、自分基準で作ってしまったところはあります。
登場人物3人が一緒に会うところがないのは変かなと思っていたのですが、作っているうちに3人を結びつける2人のサブキャラクターが出てきました。ハーパーさんと久慈さんは津波で被害にあった《盤城寿》の鈴木大介さんで繋がり、ハーパーさんとゴンドラ―さんは松崎晴雄さんという日本人のジャーナリストで繋がっている。間接的に繋げることができて、作りながらラッキーと思いました。強引に3人を会わせることも考えましたが、絶対しらじらしくなると思ってやめました。


◆東北の震災の話題は入れるのを迷った

: 東日本大震災で被害にあった鈴木さんのことを入れたのもよかったと思いました。震災の直後に、石原都知事がお花見自粛を呼びかけたのに対して、「東北のお酒を飲んでお花見してください」とyoutubeで語っていたのが久慈さんだったということも、この映画で知りました。そういうことを言った人がいるのは覚えていたのですが。これが今回の熊本地震で地元のものを買おうよという流れになっていて、久慈さん凄いなと思いました。


(C) 2015 WAGAMAMA MEDIA LLC.

監督:実はその話を入れようかどうか迷いました。震災のことは、僕は海外にいたからそうでもないのですが、日本ではもううんざりという方も多くて、ある種の地雷になると思っていたので迷いました。久慈さんと鈴木さんが大学の同級生で親友なのですが、ハーパーさんと鈴木さんが奈良の梅乃宿で4年間一緒に蔵人生活をしていたのがわかったので、入れなければと思いました。鈴木さんにお願いして、津波で流された《盤城寿》の蔵のところに連れていって貰いました。あのシーンはこの映画で一番好きなところです。久慈さんは当時を振り返ってしゃべっているけど当時の映像がない。そこに鈴木さんが流された蔵の跡に連れていってくれた映像を入れました。鈴木さんもしゃべってくれてはいるのですけど聞き取りにくい。それで、久慈さんの語りと映像を重ねました。相乗効果で映画的な図になったと思います。結果的には、この場面を入れることによって、楽しいだけでなく映画に重みが出たと思います。また僕は海外にいて震災にたいして何もできなかったので、これで少し海外の方に知ってもらうきっかけになってよかったかなと思います。


◆変わりつつある杜氏制度

: 実は、私の妹が東京農業大学に在学中に、醸造科にいた造り酒屋の跡取り息子と知り合って結婚していたので、久慈さんが農大の醸造科だったことにも親近感を持ちました。妹の元旦那の家も地域の中心となるような家で、蔵元が格式高いものだということを肌で感じています。こんな関わりがあるにもかかわらず、この映画を観て、お酒というのは元々蔵元自身が手を出して造るものではなく、《十四代》の蔵元の方が初めて自ら開発に乗り出して造ったことを知りました。妹に聞いたら、「そうよ。蔵元が造るものじゃなくて、杜氏さんが造るのよ」と言われました。

監督:そうですね。僕もこの映画を作るまで何も知らなくて、作りながら、あ~そうなんだと学んでいったようなところがあります。蔵元と杜氏は、映画でいうとプロデューサーと監督の関係に近いと思います。プロデューサーは自分では作らなくて人を選ぶ。でも、これだけ情報が共有できる時代になったので、相手の領域をおかすという形じゃなくてやるようになっているのではと思います。ハーパーさんのいる木下酒造では、蔵元さんは経営だけで、ハーパーさんに全面的に任せています。外国人の杜氏でも。久慈さんのところは、また違う形ですね。


(C) 2015 WAGAMAMA MEDIA LLC.

: 杜氏の仕事はほんとにきついと思うのですが、ハーバーさんが黙々とやっているところが素晴らしいと思いました。そんな大変な仕事なのに、経営者の立場である蔵元自身が酒造りに乗り出すようになったのは、売れる商品を造るという経営戦略に自身が関わるということが一番の動機だと思いますが、杜氏の成り手が減っていることも関係があるのでしょうか?

監督: 杜氏制度の杜氏は減っているのですけど、今は社長もしくは製造部長が杜氏の役を担うことも多いです。製造部長の立場の人は、昔のシステムで修行したのではなくて、社長のもとで修行して、雇用形態としては年間雇用なので安定して仕事に打ち込むことができます。昔は農家の人が畑仕事が終わって冬になると酒造りにやってきて、春になると畑に戻るという形でした。最近は、冷房をがんがんきかせて夏でも造れるようになっています。《南部美人》も6月位まで造っています。こだわったお酒は一番寒い時に造って、少し暖かくなると、エコノミークラスのお酒を造っています。

: 若いころ、秋田のユースホステルでコップ酒を覚えたのですが、当時は1級、2級という等級がついていました。今は違いますけど、プレス資料に大吟醸や純米酒などの区分が出ていますね。

監督: 何が一番いいのかわかりにくいですよね。最近、日本酒専門店が多くあるので、お店でアドバイスいただくのもいいと思います。


◆日本酒通の観客から、今のところ怒られていない

: 去年、東京国際映画祭でこの映画が上映されるというので、日本酒好きの私としては観なくてはと観ました。まさかアメリカやイギリスの人が日本酒にはまって仕事にしている人がいるとは思わなかったので、凄い驚きでした。また、世界で今、日本酒がこんなに注目されているのかと驚きました。

監督:日本酒の権威とか、凄いお酒を造っていると言う人は遠すぎる存在。むしろ、外国人で日本酒という日本文化の中でも深いところに飛び込んでいった人の好奇心や努力は凄いなと思って取り上げました。ハーバーさんは、時間があると専門書を読んでいたりして、ほんとに研究熱心です。


左:研究熱心なハーパーさん    
右:講演するジョン・ゴントナーさん
(C) 2015 WAGAMAMA MEDIA LLC.

: ゴントナーさんが日本酒ノートをつけていると知って、私もワインのノートを付け始めようと思ってました。

監督:ゴントナーさんは普通に飲んでいる時にも、ちゃんとノートにメモしています。

: この映画、すごく勉強になりました。

監督:怖かったのが、日本酒通の人がみたら、バッシングを受けるのじゃないかと。素人がと。(笑)

: 日本酒通の方から何か反応はありましたか?

監督:今のところ怒られてないです。 (笑)

: 専門家の方からは?

監督:日本酒ジャーナリストの松崎晴雄さんから面白かったと言っていただきました。日本酒というより人間ドラマになっているところで、よくまとめているねと。

: 日本酒にはまった外国人がいるという視点で作った映画というのは今までなかったと思います。

監督:たまたま僕がアメリカにいたから、こういう発想ができたと思います。

: :利き酒会などがあれば行ってみたいなと思っています。

監督:いっぱいありますよ。より面白いのは、飲食店と酒蔵が組んで行うもの。日本酒好きだとつい飲んでしまうじゃないですか。おつまみとセットにしたものがいいと思います。酒蔵の人も飲食店の人も日本酒ファンを増やしたいと思ってますから。


◆笑って反応してくれたハワイの人たち

: 日本以外での反応はいかがでしたか?

監督: スペインのサン・セバスチャン国際映画祭で最初に上映されました。スペインは日本酒がそれほど普及してないので、初歩的な質問が多く出ました。欧米すべてで流行ってるわけじゃないのがわかりました。次にハワイ国際映画祭で上映したのですが、反響が素晴らしかったです。日本文化も広まっているし、基礎もあります。ハワイといっても、観に来てくれたのはアメリカ人が多くて、喜怒哀楽をちゃんと出してくれるんです。映画を作っている時に笑わせようと思って作ったところもあるのですが、日本人は我慢してかしこまって観ているのが、アメリカ人はちゃんと狙ったところで笑ってくれて嬉しかったです。
配給がアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージランド、シンガポール、香港などあちこちで決まっています。欧米は日本酒を知らないけれど、反応がはっきりしていて面白いと思います。日本料理屋で日本酒も置いているけど、あまり美味しいお酒は置いてないし、ウェイターもよくわかってない。この映画を観て、意識するようになってくれれば嬉しいですね。


小西未来監督 撮影:景山咲子


******☆***☆******


*取材を終えて*

映画を拝見して久慈さんの語り口に惹かれ、さらに久慈さんがユダヤの食餌規定に沿ったコーシャ認定を取ったということが一番気になっていたことでした。監督にお話を伺う機会をいただけて、映画では語られていなかったユダヤ人への《南部美人》お披露目会の様子の一端も知ることができました。久慈さんに劣らず、小西監督の語り口もとても楽しく、あっという間に時間が経ちました。 日本酒や映画の話題に終始して、次回作のことなど、聞きそびれてしまいました。(咲)



去年、東京国際映画祭で上映された時、日本酒好きの私としては、これは観ておかなくてはと出かけた。その時は『KANPAI FOR THE LOVE SAKE』というタイトルで、なぜ英語?と思った。観てその謎は解けた。英国人の杜氏、日本酒を新聞や本、講座を開いて世界に紹介する米国人、海外で日本酒を広める日本人が出ているからだった。日本料理が世界でブームになっている影響で、日本酒も認識されるようになったけど、こういう方たちの活躍もあったのですね。それをこの作品で知った。
 日本酒好きといっても、地方に行った時に、その地域の日本酒を買ってくるというような程度の私。この作品を観た後、《南部美人》を飲んでみようと探したのですが、なかなかみつかりませんでした。でも、最近、近所の日本酒をたくさん置いている酒屋に入った時、みつけたので買って飲んでみました。すっきりした飲み心地の日本酒だと思いました。
 《南部美人》を飲み終わった次の日に、この取材の話を聞き、何か不思議な縁を感じました。また、この作品の中でゴントナーさんが日本酒を飲んだあと、飲み心地などをノートにつけているというのが出てきて、それはいいアイディアだと思い、私はワインでノートをつけてみようと書き始めたところです。それは次に買う時の参考のため。そんな私なので、小西監督にお話を聞くことができてラッキーでした。  (暁)

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