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女が作る映画誌 ー 女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱい
(1987年8月、創刊号 巻頭文より) 夢みる頃をすぎても、まだ映画を卒業できない私たち。
卒業どころか、30代、40代になっても映画に心が踊ります。だから言いたいことの言える本まで作ってしまいました。
普通の女たちの声がたくさん。これからも地道な活動を続けていきたいと思っています。どうぞよろしく。

『フェニックス~約束の歌~』主演イ・ホンギ来日記者会見

2013年5月15日(水) 東京・FS汐留ホール

公式サイト:http://phoenix-band.jp/
★6月7日(金)TOHO シネマズ六本木ほか全国公開!
作品紹介:http://www.cinemajournal.net/review/index.html#phoenix


韓国の人気ロックバンドFTISLANDのボーカルで、俳優としてもドラマ「美男<イケメン>ですね」などで活躍するイ・ホンギ。映画初出演を果たした『フェニックス~約束の歌~』の日本公開を前に、記者会見に登壇しました。
超我がままなトップアイドルが暴力事件を起こし、社会奉仕活動に行かされたホスピスで末期癌の患者たちとバンドを組んでコンサートを開き、経営難のホスピスを救おうとする物語。死と直面して毎日を生きる人たちと接するうちに、自分自身も人生を見つめ直すようになる姿を生き生きと演じたイ・ホンギ。記者会見では、得意の日本語も交えて饒舌に語ってくれました。
青字の部分は日本語で発言した部分です。

司会:伊藤さとり
通訳:根本理恵

司会:イ・ホンギさんは、FTISLANDとしてはもう百回以上来日していますが、俳優として、映画主演作での来日は初めてです。
今回は、スクリーンデビュー作での初来日記者会見とさせていただきます。
ではまず、ご挨拶をお願いします。

イ・ホンギこんにちは。イ・ホンギです。(笑)

司会:どうぞ、よろしくお願いいたします。
イ・ホンギさんはこれまでに何度も来日していると思いますが、映画の初主演作で俳優としての来日は初めてですよね?

イ・ホンギそうですね。

司会:どんなお気持ちですか?

イ・ホンギ楽しいです。(笑)

司会:たくさん取材を受けられましたよね?

イ・ホンギそうですね。この後もあります。

司会:では、よろしくお願いいたします。
それでは、代表質問をさせていただきます。
イ・ホンギさん、映画初主演おめでとうございます。

イ・ホンギ:ありがとうございます。


司会:今までドラマなどには出演されていたと思いますが、映画初主演作にこの『フェニックス』という作品を選ばれた一番の理由は何ですか?

イ・ホンギ:台本を初めて見たときに、ホスピスという存在も初めて知りました。そして非常に興味を持ったのですが、はたしてうまくできるかどうかという心配もたくさんありました。ですので、これを自分がやるべきかどうか、たくさん悩みました。
でもこの作品がたくさんの方に観ていただけたら、たくさんのことを感じていただけると思い、結果はどうあれ、僕の人生にとってもこの作品はいい意味があると思いました。

司会:本当に涙も出ますが笑いもあって温かい気持ちになる映画でした。

イ・ホンギありがとうございます。

司会:さらに今回、日本版のエンディング曲「オレンジ色の空」もすてきな曲で、これはイ・ホンギさんが作詞作曲されて書き下ろされたんですよね。

イ・ホンギ:はい、そうです。

司会:どんな思いで作られたのでしょうか?

イ・ホンギ:この曲は、作ってから少し時間が経っています。当初はアルバムに入れる予定で作り、冬頃に発表しようと準備をしていました。ですから歌詞も、今回の「オレンジ色の空」という歌詞ではなく、違った内容でした。
実は、テーマ曲は別の作曲家の方のものがあったのですが、ちょっと聴いてみたところ僕自身は少ししっくりこないところのある感じだなと思い、会社の方にせっかくだから僕の歌を使ったらどうですかと電話しました。この映画に合うと思ったので提案をし、それで決まったのです。ですから歌詞も、この映画のテーマに合わせて書き換えました。

司会:6月5日に発売されるサードアルバム「RATED-FT」に収録されます。
では、ここから質疑応答となります。

質問:先ほど「僕の人生にとってもこの作品はいい意味がある」とおっしゃいましたが、具体的にどのような意味があったか教えてください。

イ・ホンギ:この映画に出てから、後悔しない人生を生きようと思うようになりました。そして僕が心から願っているものも何なのかと考えるようなり、今自分がしている仕事を果たして好きでやっているのだろうか?自分は好きな仕事ができているのかと振り返るきっかけになりました。同時に、家族の大切さについても知ることになり、僕の周りの人たちの大切さにも気づくようになりました。

質問:先日のオフィシャルインタビューで、映画の冒頭に出てきた「チュンイ」のように普段のイ・ホンギさんはテンションが高いとおっしゃっていましたが、そんなイ・ホンギさんらしい、最近のハイテンションなエピソードを教えてください。

イ・ホンギ:(笑)ハイテンションだったことは、最近たくさんありました。少し前にメンバーと会議があったのですが、そのあとメンバーの5人と一緒にクラブに行きました。その時は思いっきり夢中になって遊びました。
それから、最近また曲を書いているのですが、曲作りのための機材も購入しました。その機材の一つ一つの音をいじっているのも楽しいです。完璧になるまで練習しなくてはいけないのですが、完璧にはなっていないのでずっと続けています。そんな時もとてもいい気分です。
それから、最近、家族と暮らし始めました。家を買ったんですよ。それでまた、気分がよくなりました。
あとゲームもやりますが、とても難しいレベルを上げる試験のようなものがあって、それにうまく勝つことができてパスし、レベルがとても高くなりました。それは本当に難しいゲームなんです。

司会:そういうお話を聞いていると、イ・ホンギさんは休む暇がないですよね?

イ・ホンギあー、そうです。そうですね、最近けっこう白デブになっちゃったから、それでトレーニング、痩せるために1年ぶりにジムに行ったり来たりするし、けっこう痩せてるんじゃないですか、僕は?
違う?痩せたよ…。

それから、作曲用の部屋があって、そこにパソコンが3個あります。
作曲や練習とか、最近ピアノと英語の練習もしていますが、その練習していてちょっと飽きた、隣のパソコンに行ってゲームやって、ちょっと腹減ったら(下に)降りて「おかあさーん」って呼んで、メシ食って、友達から連絡来たら出て、遊んで、ほかの人から連絡来たら会って、いろんな音楽の話とか女の子の話とかして、そういう生活ですね。楽しいです!
でも最近はツアーの練習が始まったので頭痛いです。

質問:もし、イ・ホンギさんが余命数カ月と言われたら何をしたいですか。
また、もしご家族がその立場になったら何をして差し上げたいですか?

イ・ホンギ:もし僕が余命いくばくもないということになって最期の時が決まっていたとしたら、僕はホスピスには行かないと思います。そして、今まで本当にやりたくても時間がなくてできなかったことをやると思います。死ぬまでに絶対これはやろうと思っていたことをやってから死にたいなと思います。
もし僕の両親がそういう状況になったら、治療を受けたいかどうか訊いて、その望みどおりのことをしてあげたいと思います。
この作品を撮って思ったのですが、そういう状況になった場合、こちらがいくら強要してもいけないんですね。こちらが強要するより、やはり本人の気持ちが大切だと思います。そして治癒の可能性によって、治療するかどうかも決まってくると思います。もし本当に可能性がないと言うことになったら、やりたいことをさせてあげたいと思いますし、もし自分自身に何か過ちがあったとしたらその過ちをちゃんと消して、反省する時間をもってお見送りをしたいと思います。

司会:その、時間がなくてやりたくてもやれないこととはなんですか?

イ・ホンギ:えーと、世界一周。あと、死ぬまでに一回やってみたいと思うことってあるじゃないですか?たとえば、銀行強盗とか(笑)。
そんな風に、絶対出来そうもないことですよね、でも分からないじゃないですか、やってみたら、もしかしたらできるかもしれないし。
あと、買いたいと思っていた物もたくさん買いたいです。
ただ残すべきものはちゃんと残していきたいと思います。
それ以外には食べたいものを全部食べたいです。世界の料理を食べてみたいです。僕は食べることが大好きなんです。ヨーロッパに行ったときには食べ物で苦労したこともありましたが、それでもやはり世界で有名と言われている食べ物はたくさん食べてみたいです。
あとは、いろんな女性に会いたいです。

質問:劇中で患者さんを励ますためにユ・ジェハさんの曲(注1)を歌われていますが、もしイ・ホンギさんが誰かを励ましてあげたいと思ったときに歌いたい曲を教えてください。

イ・ホンギ:ユ・ジェハ先輩の歌も本当にいいと思います。それ以外にも本当にいい歌がたくさんありますが…、そうですね、何があるでしょうか…一回も考えたことがないですね…。
(質問した記者に向かって)難しいですね!
「つかの間のさよなら」(注2)という歌、これは M.C the MAX さんが歌った歌なのですが、「つかの間のさよなら」ですから「永遠のさよなら」ではないわけですよね、これもいいと思います。もしかしたら原曲は日本の歌かもしれないですが…
♪잠시만 안녕~♪… X-Japanの歌かも…。
え?違う?違いますか?すみません。

司会:FTISLANDの曲で歌ってあげたい曲はないですか?

イ・ホンギ:僕たちの曲は別れの歌が多いので…僕たちの歌の中で探すのは難しそうですね。

イ・ホンギ:(スタッフに)さっきの歌、原曲を探してください!


通訳の根本理恵さんと息のあったやりとり

質問:俳優と歌手とで活躍されていますが、今の時点ではどちらが楽しいですか?

イ・ホンギ:僕は子供の頃から、本当に演技をしたいと思っていました。ドラマ「美男<イケメン>ですね」が終わる頃までは演技に対する欲が70%で、歌への欲は30%でした。
その後は演技をする機会がなかなかありませんでした。もちろん、ほかのメンバーに機会があったということもありましたが、なかなか僕自身が演技をする機会がなくて、でもいつも演技をやりたいと思っていました。
ただ音楽活動のほうを一生懸命やっていたところ、音楽に対する欲もどんどん出てきました。それと同時に演技に対する欲が少し下がっていき、最近までは歌への欲が70%くらいだったのですが、僕の夢は割合が50対50くらいになることです。
今はその夢をかなえるために、その割合に近づくための努力をしています。

質問:映画の共演者の方たちについてのエピソードを教えてください。

イ・ホンギ:まず、マ・ドンソク先輩ですが、本当に性格が面白い方なんです。毎日毎回撮影のたびに楽しかったですね。僕とドンソク先輩は一緒に、撮影の現場でご飯の時間になると漂ってくるおいしそうな匂いで、今日のおかずを当てるというのをよくやっていました。僕は鼻がいいので、今日のおかずはこれじゃないかな~と言うとだいたい当たっていました。
それからイム・ウォニ先輩は現場での集中力が素晴らしく、集中して役になりきる方なのですが、やはりとても面白い方です。クランクインの前にみんなで会食する席がありました。僕としては、先輩方に囲まれていて、なかなか先輩方に近づいていくのが難しい状況にあったのですが、ウォニ先輩のほうから僕が気楽にできるように声をかけてくれました。「君が中心なんだから、君がしっかりやれば周りの人たちも気楽になるからね。あんまりプレッシャーを感じなくていいよ」と言ってくださいました。そして「僕を近所のお兄さんだと思って気楽に接してくれていいよ」と言ってくれましたので、わあ!なんていい方なんだろう、いいお兄さんだなと思って感謝をしました。けれども、そう言った後で最後に一言、悪口といいますか、ある罵倒する言葉を使ったんですよね、でも韓国では、最後にそういう言葉を一言つけることによってより親しくなろうという意味があるんです。ですから、深刻な話をしているときにウォニ先輩が最後にその一言を言ったがために、あまりにおかしくてスタッフみんなが笑い転げて倒れてしまうくらいでした。本当に面白かったです。そんな風に、その場を和ませてくださいました。

質問:ほかのFTISLANDのメンバーは、今回の映画について何かお話しされていましたか?

イ・ホンギうう~ん、ほかのメンバーはなーんも言ってくれなかった。はい。
なんか、ぜんぜん興味ないやつらでした。

質問:今回の役がスターということでイ・ホンギさんと重なるところもあるのですが、役作りで苦労したことなどがありましたら教えてください。

イ・ホンギ:もともと「チュンイ」というキャラクターは、いまおっしゃっていただいたように、普段の僕の姿と似ているところがたくさんあります。
彼は劇中、ホスピスの中で起きた出来事を通してだんだんと大人になっていきます。でも実際の僕は、ホスピスのことを全く知りませんでした。
ですから監督に、僕も実際ホスピスに行っていろんなことを経験したいので、ほかの俳優さんが行くときに一緒に連れて行ってくださいとお願いしたのです。でも監督は、「いや、来ないでくれ」とおっしゃいました。なぜかと言うと、ほかの俳優さんたちがホスピスに実際に行って経験したことを演技として見せてくれるから、きみはそれを感じて演技をしてほしいということだったのです。
最初は、自分で感じて演技をするなんて、そんなことができるんだろうかと思っていましたが、実際にやってみたらできました。
ホスピスの中で、実際に死を間近にした方が手紙を書いていらして、その書かれた手紙の内容がたくさん台詞に取り入れています。最後のほうのシーンで、映像を通して手紙が出てきますよね、そのあたりにたくさん入っています。
たとえば幼い男の子を残して亡くなるお母さんが出てきますが、その台詞も100%、実際に書かれた手紙の内容です。一人のお母さんが書いた手紙が台詞になっているのです。
そういうことが取り入れられていたので、僕も演技をしながら、だんだんいろいろなことを感じるようになりました。最初は本当にどうやって受け止めようか、どんなふうに感じて演技をしたらいいのか難しいと思っていたのですが、そのつど監督とワンシーンごとに話し合いました。そして監督から「台詞のやりとりの場合にも感じたままを表現してくれ」と言われました。ただ僕としては、それでも芝居なので、ちょっと誇張した方がいいのかなとも思っていたのですが、監督は「いや、そんなふうに誇張してはいけない。感じたままを受け止めて、相手が台詞を言ったらそれを聞いて受け止めて、感じたことを演技にしてくれ」と言われました。そんな風にして撮影をしました。ですから、この作品を通して感じることが本当にたくさんありました。

司会:これから映画を見る日本の皆さんにメッセージをお願いします。

イ・ホンギ:今回、僕が主演を務めた初めての映画作品が公開されます。この『フェニックス~約束の歌~』は本当に心温まるいい作品です。自分の人生について振り返るきっかけとなる作品だと思います。そして、ところどころに笑いのツボも入っていますので、たくさんの方に見ていただいて、ヒーリング効果、癒しの効果を味わっていただきたいと思います。ぜひ期待してください。
ありがとうございます。
あ、それから、6月15日にはFTISLANDのアリーナツアーも始まるので、こちらも期待していてくださいね。
それ以外にも日本でたくさんのことがあります。ミンファン君(注3)とスンヒョン君(注4)のミュージカルもありますし、8月にはサマーソニックに出演することも決まっているので、併せてこちらも期待していてください。


注1:「그대와 영원히 君と永遠に」(戻る)
注2:「잠시만 안녕」X-Japan「tears」のカバー曲(戻る)
注3:チェ・ミンファン:ミュージカル『宮』皇太子イ・シン役。(戻る)
2013年7月5日~21日 大阪・シアターBRAVA!
http://www.musicalgoong.com/
注4:ソン・スンヒョン:ミュージカル『Summer Snow(サマースノー)』カン・ジンハ役。(戻る)
2013年4月12日~19日 尼崎・あましんアルカイックホール
http://k-musical.net/info.html
2013年5月31日~6月15日の東京・赤坂ACTシアター公演には出演しません。
http://summer-snow.jp/


フォトセッション




おちゃめなイ・ホンギ
*************

<取材を終えて>

いつも元気なFTISLANDのボーカルで、ドラマ「美男<イケメン>ですね」の可愛い末っ子、イ・ホンギが初出演初主演作の映画のプロモーションに来日しました。最初は緊張していたようですがすぐに本来の明るさとお茶目さを取り戻し、笑いの絶えない会見でした。
司会の方も「百回以上」とおっしゃっているように何度も来日し、日本のドラマにも出演しているホンギ君は、本当に日本語が堪能。ほとんどの質問は、通訳さんを介さずに聞き取っていると思われ、聞いたらすぐに答えたい!と言うようにすぐに話し出します。使う言葉も語学学校で学んだ言い回しでなく、イマドキの若い男の子そのものの自然な言葉づかいでした。(こんな公の場でなかったら、もっと崩れた面白いことを言うんだろうなと、クラブではしゃいでいるところに潜入してみたくなったりして…(笑))
自分がそれまで知らなかったことや女の子のこと、おうちでの暮らしぶりなど率直に話し、幸せな家庭で愛情をいっぱい受けて育ったのだろうなと思わせてくれました。その反面、子役時代からの芸能生活のキャリアをもつ彼は、現場での先輩や監督の心遣いもきちんと理解しているし、自身も垣間見えていますね。
本作『フェニックス~約束の歌~』は、韓国では5月30日に公開され、日本では6月7日と時間差のない公開となりました。本作がヒットして「演技と歌の理想は50%対50%」とのことですが、それ以上、「100%対100% 合わせて200%」を目指して活躍してほしいと思います。(城)


「余命宣言されたら何をしたいですか?」と質問してみました。世界一周、食べたいものを全部食べる、買いたいものを全部買う、いっぱい女性にも会いたいと、欲張りなホンギ君。(時間との勝負なのに、全部こなそうと思ったらなかなか死ねない! 生き続ける原動力になる?) なかでも、世界一周の次に飛び出した「銀行強盗をしてみたい」には大笑い。確かに、もう死ぬとわかっていたら、思い切ったことができるかも。たっぷり楽しませてくれたホンギ君でした。
フォトセッションの最後に、ムービーカメラの方を向いてくださいと言われ、最後列のムービーの人たちに目を向けたホンギ君。突然、「焼酎!」と叫んで、指さしました。カメラマンの中に焼酎好きの知り合いの方を見つけたようでした。最後までお茶目なホンギ君に、ほんわり暖かい気持ちに包まれました。(咲)


ムービーカメラの報道陣の中に、焼酎好きの知り合いの人の姿を見つけ、「焼酎!」と指差すイ・ホンギ

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取材:景山咲子(撮影) 城田美砂緒(文)
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