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女が作る映画誌 ー 女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱい
(1987年8月、創刊号 巻頭文より) 夢みる頃をすぎても、まだ映画を卒業できない私たち。
卒業どころか、30代、40代になっても映画に心が踊ります。だから言いたいことの言える本まで作ってしまいました。
普通の女たちの声がたくさん。これからも地道な活動を続けていきたいと思っています。どうぞよろしく。

関谷元子のPOPなASIAの過ごし方
<香港エンタメ情報~ジャッキー・チョンとイーソン・チャン>

2010.02.06 美味一服・めぐり

日本におけるアジアエンタメ界を応援する第一人者といっても過言ではない、 関谷元子さん主催のトークイベント「関谷元子のPOPなASIAの過ごし方」<香港エンタメ情報~ジャッキー・チョンとイーソン・チャン>に参加してきました。

場所は上野にあるオーガニック料理の「美味一服・めぐり」。 味付けごはん、おでん等のとってもやさしい味のお食事をいただき、その後トークイベントが始まりました。

まずはこのお店「めぐり」が支援活動をしているネパールの福祉学校ヒマラヤ小学校について、ネパール在住のヨシオカ氏が、歌うことが大好きな少女、恵まれない子供たちの生活の様子などをお話してくださいました。
「めぐり」ではネパールの子供たちが作ったアクセサリーなども販売しています。 お料理もおいしかったので、オススメですよ。
http://www.holoholo.co.jp

そして本題のエンタメ話へと話は移ります。
90年代の四大天王といわれたジャッキー・チョン、アンディ・ラウ、アーロン・クォック、レオン・ライから、最近の香港の音楽事情まで、関谷さんならではの視点でいろいろなお話を聞かせていただきました。 メインのジャッキー・チョンとイーソン・チャンのお話は、彼らのインタビューやライブ映像を交えながら、そして関谷さんの裏話もとってもおもしろかったです。 まあ裏話なので、残念ながらここではあまりお伝えできないのが残念ですが、ジャッキーの歌手としてのプロ意識の高さは本当に凄いと思いました。 彼は日本ではもう何度かコンサートを行っていますが、MCは全て日本語です。それも短いものではなく、ちゃんと本当に日本語で話します。その日本語はローマ字で丸暗記するのだそうです。
「日本でのコンサートなんだから日本語で」
そうは思ってみても、なかなか出来るものではないと思います。
特に2007年の全世界を廻るツアーで、日本のステージは1日のみ。その1日だけのために長いMCを全て日本語で話したジャッキーに、今更ながら敬意を感じずにはいられませんでした。彼も不遇の時期があり苦労したそうですが、その時があったからこそ今の「歌神ジャッキー・チョン」があるのでしょう。
奥様(元女優のメイ・ロー)や娘さんに頭が上がらないと思われるエピソードの数々も、歌神の彼も家では普通のお父さんなんだなとなんだか微笑ましく、良き家庭人としての彼も魅力的だと思いました。

イベントの帰り道、一緒に参加したジャッキーファンの友人が、 「あ~会いたくなっちゃったな~」とボソッと一言。 そうでしょう、そうだよね、そんなにジャッキーの魅力を語られたら会いたくなりますもん! そして参加した皆さん全員が、香港への想いを再度募らせたことでしょう。 今回が2度目というこのイベント、またの開催を心から願っております!

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(写真・レポート:金子ひろみ)
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