台湾一の人気バンド五月天(メイデイ)の日本ライブが、11月3日 (火)、Zepp Tokyoで開催されました。今年5月に香港コロシアムからスタートしたワールドツアーの一環で、日本では昨年に続き2度目の東京ライブとなり、ファンには2年連続でうれしい限り。
暗転と同時に大音量のMV。そしていきなりのハードロックチューン軋車 (モーター・ロック)から始まりました。会場は大歓声。そして「爆肝」「賭神」「HOSEE」とつづくドライブ感あふれる演奏。息つく間もありません。
短いMCを交えながら、その後懐かしいヒット曲や最新アルバムからが続き、あっという間のエンディング。
アンコールも2回。初期の頃から見ている私は、演奏がとにかく安定してうまくなっていることに驚き、リズム、ツインギターの安定感、抜群のコーラス、阿信の声量、どれをとっても台湾一のバンドに文句なし、と思いました。
日本ではいまや少なくなった、彼らの「あくまで基本はロック!」という姿勢が清々しいコンサートでした。
中国語がわからない私は、ちょっと置いてかれた感もなきにしもあらずでしたが(曲によっては大コーラスになるんです)、新曲などは歌詞がスクリーンに出たので、すんなり入って行けました。MCもできれば、もっと日本語が多いとうれしいですが、身振り手振りのコミュニケーションもうまく取れていたような気がします。
ハードなロックの部分と美しいメロディラインのバラードまで、しっかり心に届けてくれました。
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