このページはJavaScriptが使われています。
女が作る映画誌 ー 女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱい
 (1987年8月、創刊号 巻頭文より) 夢みる頃をすぎても、まだ映画を卒業できない私たち。
 卒業どころか、30代、40代になっても映画に心が踊ります。だから言いたいことの言える本まで作ってしまいました。
 普通の女たちの声がたくさん。これからも地道な活動を続けていきたいと思っています。どうぞよろしく。
August 27, 2002

『チキン・ハート』

『チキン・ハート』チラシ画像
©2002 バンダイビジュアル・TOKYO FM・テレビ東京/オフィス北野

やりたいコトが見つからない……
新人戦でアッパーを食らってから自信を失った元ボクサーの岩野、定職につかずフラフラしている中年男の浅田(サダさん)、「まいったな〜」が口ぐせで占いで1日を始める元教師の丸(丸さん)。どこにでもいるような3人の男たちの日常をコミカルに描いたちょっと切ない物語。

2002年/監督 清水浩/出演 池内博之、忌野清志郎、松尾スズキ、馬渕英里何、 春木みさよ、尾美としのり、荒木経惟、岸部一徳
8月3日よりユーロスペース、シネマ下北沢他にて絶賛公開中

『チキン・ハート』場面写真  『チキン・ハート』場面写真
©2002 バンダイビジュアル・TOKYO FM・テレビ東京/オフィス北野

『チキン・ハート』完成披露試写

7月25日『チキン・ハート』の完成披露試写会が渋谷クロスタワーで行われた。 試写会では、清水浩監督、池内博之、松尾スズキ、岸部一徳、馬渕英里何、春木みさよら に加え、音楽を担当した鈴木慶一が出席し、舞台挨拶が行われた。

池内博之
池内博之(岩野修役)
「この映画、すごく面白くて、メチャメチャゆる〜い雰囲気で、 皆さん楽しめると思うのでゆっくり楽しんで観て下さい」

松尾スズキ
松尾スズキ(丸 誠二役)
「初めて普通の人の役をやりました。そこを観て下さい」

岸部一徳
岸部一徳(村瀬役)
「自分でこの映画を観て、おかしくて面白くて、久しぶりによい作品に出会ったなと思っています」

馬渕英里何
馬渕英里何(京子役)
「松尾さんとのシーンが多かったのですが、笑いをこらえるの に必死でした」

春木みさよ
春木みさよ(美樹役)
「初めてのボクシングシーン、観て下さい」

鈴木慶一
鈴木慶一(音楽担当)
「どこにも属さない音楽を目指しました」

清水浩
清水浩 監督
「素晴らしいキャストの方と鈴木さんの音楽のおかげで、自分が脚本を書 いていた時に思い描いていたイメージ以上のよいものができたと思います。楽しんで 観て下さい」

……とそれぞれに挨拶。

池内博之
最後に池内博之が「やりたいことが見つからない人がいて、この映画を観て何かを感 じとってくれたら、すごくうれしいです」と締めくくった。

   

return to top

(文・撮影:大澤ゆみ)
本誌「シネマジャーナル」及びバックナンバーの問い合わせ:
order@cinemajournal.net
このHPに関するご意見など: info@cinemajournal.net
このサイトの画像・記事等の無断転載・無断使用はご遠慮下さい。
掲載画像・元写真の使用を希望される場合はご連絡下さい。