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『セックスと嘘とビデオテープ』アウトライン1989年カンヌ国際映画祭 グランプリ受賞同 映画祭 主演男優賞受賞(ジェームス・スペイダー) 同 映画祭 国際批評家協会賞受賞 U.S. FILM FESTIVAL '89 観客賞受賞 監督スティーブン・ソダバーグのデビュー作である。 かのヴィム・ヴェンダースの絶賛の言葉でさらにハクがついた感だが、 とにもかくにもいい作品であることにはちがいない。 タイトルがそのままこの作品を語り、アメリカの現在のキーワードが そのままタイトルに掲げられている。主要人物は四人。 あまりに身近すぎて彼らひとりひとりに感情移入しやすいのか、しにくいのか、 キーワードのひとつひとつをといていくのも簡単なのか、 難解なのかわかりにくい作品である。 *スタッフ*監督/脚本/編集…スティーブン・ソダバーグ製作総指揮…ナンシー・テネンボーム & ニック・ウェッスラー & モーガン・メーソン 製作…ロバート・ニューマイヤー & ジョン・ハーディー 撮影…ウォルト・ロイド 美術…ジョアン・シュミット 音楽…クリフ・マルチネス *キャスト*グレアム…ジェームス・スペイダーアン…アンディ・マクドゥエル ジョン…ピーター・ギャラガー シンシア…ローラ・サン・ジャコモ *スティーブン・ソダバーグ監督*1963年、ジョージア生。青年期はこの作品の舞台バトン・ルージュで過ごす。 学生時代、社会人になってからも映画と接してきたが、 ロックバンド“イエス”のドキュメンタリー『90125ライブ』 を監督する機会を得、これがグラミー賞のベスト・ミュージック・ビデオに ノミネートされ、その手腕を高く評価された。 |