2011年2月12日(土)シネマート六本木
新堂冬樹さん原作の映画『ギャングスタ』の初日舞台挨拶が行われ、個性的なヤンキーを演じた俳優の方々と監督が登壇しました。
ヘタレな高校生の銀二と女好きで喧嘩が強い力の友情をメインに、キャラクターの強いヤンキーたちが繰り広げる喧嘩のシーンは迫力満点! サブタイトルに「平成」とありますが、ちょっと「昭和」の懐かしい香りのする青春映画です。
崎本大海さん(銀二役)
◆ ヤンキー映画出演
ヤンキー映画ですが、喧嘩ではなく、若者の青春ということが一番のテーマです。
不良役というより、物語の前半、中盤、後半となっていく中での銀二の気持ちとかふたり(銀二と力)の関係を強く意識しました。
◆ ヘタレ役とは違う男らしいエピソード
夏みかんを薄皮ごと食べるとか、リンゴも皮をむかないで食べるとか・・・。
ステーキはまず全部切ってから食べるとか(「それはちょっと違うんじゃないか?」と久保田さんからのツッコミあり)。まあおもにそういうところですね。
久保田悠来さん(力役)
◆ お気に入りのシーン
最後の(銀二と力の)キャッチボールのシーンですね。普通にキャッチボールがしたかったんで、すごく楽しかったです。
ボールの投げ合いと手のひらに伝わる痛みで心が通い合うんです。
※ クールな容貌とは違い、ムードメーカー的な久保田さん。他のメンバーの話の時はいろいろと合いの手を入れていました。この質問も本当は喧嘩のシーンでということだったんですけど、結果は・・・でした。
佐々木喜英さん(クールなサクラザカ役)
◆ 喧嘩が強い役でしたが、普段喧嘩は?
喧嘩する、しないの前に、まず日常生活であまり怒ることがないんで、殴り合いの前に(久保田さんが髪に触る)やめてよ!(場内爆笑)
髪の毛に触られたら怒ります。
それからMY鏡を持っているんですけど、さっきいろんな人に回されて返してもらえなくて怒ってました。
◆ いじられキャラ?
そうですね、だいぶいじられてます。
滝口幸広さん(謎の転校生赤星役)
◆ ミステリアスで難しい役
しゃべることがあまりないというか、しゃべってないところの芝居を大事にしてくれっていわれました。
(赤星の喧嘩の強さで)大男がもう血まみれになるわけですよ。僕が実際にやったら、たぶん5秒で血まみれにされると思うんですけど(笑)。
そんな強さを持った人間なので、それがわからない怖さみたいなものを大事にしていけたらなと演じていました。
松崎裕さん(四天王・タイソン役)
◆ アクションシーンで気をつけたこと
正直腰痛ですね(笑)。
腰が痛くなる動きがいっぱいあったんです。でも気をつけつつも冷静にやらないといかんなと思いつつ。
なんか僕、単純なんで、アクションを始めちゃうと気持ちが入ってわあっとなると腰痛が(笑)。
冷静に、冷静にやるということを心がけていました。
伊藤陽佑さん(四天王・白蠍役)
◆ 撮影中のエピソード
僕は一瞬強そうかなってところで、そのあとまた一瞬にして保健室に送られるんですよね。横たわっている時に非常にエロティックな先生にずっと看病されるわけですよ。それしか印象にないぐらいの勢いです。ある意味役得です(笑)。
格闘的なところは、マスチフとの戦いが激しかったです。技術家庭科室みたいなところで、いすにぶつかりながらやりました。
◆ 続編の話も出ていましたが、銀二と力の今後の関係は?
(崎本さんのカッコ内は久保田さん発言)
崎本:僕的には銀二が恋をすると(おっと、きた)。そんな風になったらいいなあと思いますね。それで銀二が若干ふぬけると(はいはいはい)。それで力が怒る(あっ、いいですねー)。で、二人の決裂(なるほど)。そこからどうなるか? 今回青春映画といいながら恋愛の要素があんまりないので、そういう意味で本当にがっつり恋愛があっての友情、その揺れ動きみたいな・・・三角関係とかいいですね。学園ラブコメディー的な、昭和なラブストーリーの感じで。
久保田:世界でロケがしたいんで、ふたりで世界をめざすという話にしたいですね。ラスベガスに行きたいです(笑)。
舞台挨拶のあとは、崎本さん、久保田さん、佐々木さん、滝口さんによるバレンタインイベント。
皆さんそれぞれのファンの方から幸運な1名が選ばれ、プレゼントと記念のツーショット撮影がありました。
今が旬?
いえいえ、これからもっともっと旬が訪れるであろう皆さんの、今後のご活躍を期待しています!!
★ 『ギャングスタ』
2月12日よりシネマート六本木ほか全国順次ロードショー!
公式サイト
http://www.gangsta-movie.com/
作品紹介 >>
http://www.cinemajournal.net/review/2011/index.html#gangsta
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