女が作る映画誌 ー 女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱい
 (1987年8月、創刊号 巻頭文より) 夢みる頃をすぎても、まだ映画を卒業できない私たち。
 卒業どころか、30代、40代になっても映画に心が踊ります。だから言いたいことの言える本まで作ってしまいました。
 普通の女たちの声がたくさん。これからも地道な活動を続けていきたいと思っています。どうぞよろしく。
[シネマジャーナル]
37号   p.93
[延吉便り Vol. 1]

延吉便り Vol 2

M. 橋本


 5/31に映画館及ぴ、公共の場においては禁煙という貼紙が出されました。 とうとう延吉にも来たか、そんな感じです。映画館での喫煙が普通だった中国では 習慣づくまで時間がかかりそうです。

 子供の日前後の一週間、映画離れしている市民たちの興味を引き付ける為、 路外映画館が設けられ、アメリカ映画の『野敢死防』 『天腿先生』、中国・香港合作の『自古英雄出少年』、 インドの『大風車』、ユーゴスラピアの『橋』、 ルーマニアの『最后一[果支]子弾』などを上映していました。 無料のため、毎夜、家族連れ、恋人同士友人同士で一五〇〇人位集まっていたようです。

 中国でもテレピのおかげで、映画館へ足を運ぷ人が減って、 去年の秋には延吉に九つあった映画館が四つになってしまいました。 なかなか、市民の映画離れをくい止めるのは難しいようです。



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