2011年2月16日(水)スペースFS汐留
1986年に香港で公開された『男たちの挽歌』は、「香港ノワール」という映画の世界を確立し、映画ファンのみならず世界中の映画関係者にも多大な影響を与えた作品です。
その名作を本家の監督ジョン・ウーの製作総指揮で公式リメイクしたのが、韓国映画『男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW』です。
日本公開を記念して、現WBA世界バンダム級王者・亀田興毅さん、前WBA世界フライ級王者・亀田大毅さん、お笑いコンビ・インパルスが登壇され、「男の友情、絆」についてのトークイベントを行いました。
尚、このイベント前には、ドラマの撮影で来日できなかった主演ソン・スンホンのコメント映像が流れました。
興毅さんは、「この映画は友情とか絆とかがギュッと詰まっていて、そういうところにひかれたというか想いが入った。これ以上はどこまで言うていいかわからないから、あんまり深くは言わんほうがいいかな」と、これから観る観客を気遣っての発言。
◆ 亀田兄弟でもし弟が警察官で兄を捕まえなきゃいけない。そういう場面になったらどうするか?
興毅(以下、敬称略):逃げる(笑)。
大毅(以下、敬称略):警察官で追いかけなければいけないけど、真剣には追いかけられないでしょうね。追いかけつつも逃がすと思います。
興毅:兄弟でいつも助け合ってここまできている。だから絆っていうのはそれなりにあると思う。
大毅:絆は切っても切られへん、くっついたもんがあるんかなあ。
インパルスの板倉さんは本作品でソン・スンホンの大ファンになったようです。劇中での彼が拳銃を撃つシーンを何度も真似してらっしゃいました。
板倉(以下、敬称略):ソン・スンホンがかっこよすぎて、途中から彼しか見てなかった。男がかっこいいと思うかっこいい役ですよね!!
堤下(以下、敬称略):(チョ・ハンソン演じる裏切り者テミンについて)あんまり感情移入はできないですけど、こういうテミンがいることによって、周りの絆が深まることもありますね。
◆ 映画の見どころについて
板倉:かっこいいんですけど、もう泣いちゃいますね。後半のソン・スンホンもかっこいいですよ。落ちぶれたとみせかけてそうじゃなくて。何か熱くなるものがあります。でもなんといってもかちこみのところです。
堤下:男性も女性も関係なく楽しめます。そして全体のみどころで、あまり目をそらせないところがありますので、ガッチリ観ていただきたいなと思います。
大毅:すごくいい映画なんで、観てください。
興毅:友情とか絆とか裏切りも入って、いろいろ詰まった『男たちの挽歌』。いい映画なので、皆さん楽しんでください。 よろしくお願いします。
トークのあとのフォトセッションでは、4人が並んでなぜかポスターのそれぞれのポーズを真似して撮影することに。