女が作る映画誌 ー 女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱい
 (1987年8月、創刊号 巻頭文より) 夢みる頃をすぎても、まだ映画を卒業できない私たち。
 卒業どころか、30代、40代になっても映画に心が踊ります。だから言いたいことの言える本まで作ってしまいました。
 普通の女たちの声がたくさん。これからも地道な活動を続けていきたいと思っています。どうぞよろしく。
[シネマジャーナル]
37号 (1996.06)  p.83, pp.98 -- 99

読者からのお便り


スクリーンの中のイイ男、イイ女たちに会いたくて・・

 丘の上で亡き恋人を想うラストシーンで大泣きした『慕情』 もう20年以上前になるのに、その時の場面と音楽は、今でも忘れられない。
 『愛と青春の旅立ち』(82年)は自分の結婚式で曲を使った思いでの映画。 あの時のデブラ・ウィンガーを『彼と彼女の第2章』(95年)で久々に見たけど、 40歳になっても、いい女だった。コメディータッチーも大好きで、 『潮風のいたずら』(87年)のゴールディ・ホーンはスタイル抜群の水着姿で 出てきて高ピー女と思いきや、笑えて涙してと楽しい演技を見せてくれた。
 自分より年下になってしまうのだけれど『妹の恋人』 (93年)でジョニー・ディップ、 『忘れられない人』 (93年)でクリスチャン・スレーターに惚れて彼らの作品を片っぱしから ビデオで追っかけたりもした。
 今年観たものでは、独特の個性のゲーリー・オールドマンと私生活でも恋人の イザベラ・ロッセリーニの『不滅の恋・べートーヴェン』(95年)、 前号のベスト10でも人気のあった『君さえいれぱ/金枝玉葉』 (95年)が今のところお気に入りで、香港映画にハマった! いやレスリー・チャンに増すます恋してしまった。 (チャイニーズ・ゴーストストリーの可愛いころもよかった)
 他人の恋愛観てどこがいいの?、なんと言われようと私は いろんな愛に恋に出逢いに映画館へ足を運ぷ。いくつになっても ワクワク、ドキドキできる自分でいたいから。

東京 O.E子



以上 p.83


以下 p.98--p.99



本日、三十六号を入手致し、早々に拝読させて頂きました。
一九九五年度映画ベストテンに私の文が載っていてびっくりしました。 私の書いた、「覇王別姫」は一昨年の映画であった事を、 投函して暫らくしてから気が付いたからです。
 三十六号は、香港映画のビデオ化をしてほしい作品が載っていませんでしたが、 リー・リンチェイの大ファンである私としましては 初期の頃以外のピデオは全部持っています。これからも一本残らず ビデオ化される事を顧っています。
 リー・リンチェイの魅力は、本物のきれいな武術を見せてくれる事と、 あの笑顔が可愛らしくて素敵です。演技もなかなかで内面の想いを現わすのが 実に上手くて、武術もできて、役者にもなることができるなんて凄いですね。
 一番好きなのは「ターゲット・ブルー」ですが、 次は「天地大乱」でストーリーも良く、 登場人物もみなよくまとまっています。 画面の表情を見ていて綺麗で、可愛い(まるで、女性賛美のようですね) と思うのは「ラスト・ヒーロー・イン・チャイナ」です。 「ハード・ブラット」は、普通の若者という感じで、 お友達になれそうな気持ちで気楽に楽しめます。 「新・少林寺伝説」に出演している男の子、 謝苗クンは成長しても鋭くて、可愛げに欠けるでしょうね。 男も女も役者には〈華〉が必要です。

東京K・M



私も「さらぱわが愛」で、レスリー様にハマッテしまったひとりです。 レスリーがついにコンサートを再開して、しかも日本にも来てくれるらしいとは、 なんとも嬉しいニュースでしょう。これからもたくさんの情報を待っています。

倉敷 Y・Y



やっと探していた本を見つけた!という気がします。 ふとしたことから香港映画に魅せられて、遠くパスに乗って広島まで 映画を見にいくことにも慣れました。広島県の福山市に住んでいます。 映画館はいくつかあるのですがメジャーなものしか上映されません。 そこで香港映画や、大好きな豊川悦司さんの映画を観るために 広島行きになります。香港映画は、台湾などからの輸入物を セリフを想像しながら、(こんなことを言っているのかな?こんなお話かな?) ビデオで観ています。張國榮が大好きですが、最近はアーロンやアディのビデオも 観るようになりました。もっと日本語の字幕つきで観たいです。 香港であまり入らなかったという「東邪西毒」が日本公開されるそうなので、 広島でもいいからしてくれないかと思っています。 レスリーがぼそぼそと言っていたセリフを日本語で知りたいです。 それと「男たちのかいた絵」をぜひ観にいきたい。 広島で上映されるらしいことを、偶然見つけた写真集で知りました。 それにしても地元福山で上映してくれるともっといいのに。

福山M・K



ゆうばりファンタ」のレポートを掲載させて頂いたS.K.です。 李連杰迷会「太]」を発足させて早、半年。 只今会員数も100名を突破し、日々リンチェイのファン層の広さに驚いています。 去る、6/9に大阪で第一回の集会を開催しました。その時に会員のみなさんが、 あまり香港電影に関連した書籍の存在をご存じないことがわかりました。 そこで会報でシネマジャーナルを紹介したいと思います。

北海道在



シネマジャーナル編集部の皆様、いかがお過ごしでしょうか?
先日、急にアンディが来日。“ティーパーティ!”があり「アンディを生で、 しかも二時間見れる!」という、またとないチャンスが訪れました。 アンディを見つけて早くも一〇年、まだ、本物のアンディを見たことはありませんでした。 三月のシネシティにおけるサイン会も運よく整理券が取れたのに、子供の春休み、 仕事と重なり泣く泣く見送りました。But、今回は絶対に行かなくちゃと 自分自身に言い聞かせ、いざ“のぞみ”に乗って東京に…。
 やっとの思いで会場に着いたら、もうたくさん並んでいました。 ファンクラブに入っている人がほとんどで「今日は四〇〇人位来ている」とか、 「今、車で入ったみたい」という会話が耳に入ってきます。 「ああーもう少しで逢えるんだ」。会場が開いて、ゾロゾロ前に流れて行きます。 会場はなんとプールサイドでした。刻一刻と時間が過ぎて、いよいよ登場の時間!
 でも芸能人は時間通りには来ませんから…。遅れること一五分、 やっと愛しのアンディの登場です。会場からは「キャー」の黄色い声援。 しっかりプールサイドに移動して、じっくり見ることにしました。 本物のアンディです。質問やゲームのコーナーが用意されていて、 入る時もらった整理券のNOがあたると参加できたのですが 残念ながら当たりませんでした。
 次にアンディは歌を四曲聞かせてくれて、またまた私は感激です。 最後に抽選会があり、なんと私の番号が呼ばれました!「アンディ が握手してくれた!プレゼント、あっ写真もアップで撮っておこう…」 頭は完全にパニック状態です。写真撮るのににこやかに答えてくれるアンディ、 CDももらいました。コーフン状態のまま、パーティはお開きに…。 帰りの新幹線で一体何が起こっていたか思い出せないまま、 来てよかったと思って帰宅しました。

京都 M・M



今回、香港電影迷のお便りばかりになってしまいました。 他のジャンルの映画が好きな方のお便りもどしどし頂けたらと思います。 しかし、香港電影迷は筆まめだとつくづく思う私です。 ここに載せない手紙もまだまだたくさんあります。

(M)

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