女が作る映画誌 ー 女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱい
 (1987年8月、創刊号 巻頭文より) 夢みる頃をすぎても、まだ映画を卒業できない私たち。
 卒業どころか、30代、40代になっても映画に心が踊ります。だから言いたいことの言える本まで作ってしまいました。
 普通の女たちの声がたくさん。これからも地道な活動を続けていきたいと思っています。どうぞよろしく。
[シネマジャーナル]
29号, May 1994,   pp. 76 -- 77
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ちょっと SHOT


(このコーナーでは映画に関する皆さんの“何でも一言”をお待ちしています)

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写真は省略してあります。

スウェーデン時代のバーグマンは、沢口靖子に似ている。 (写真参照) 〈加奈子〉


去年のローラ・ダーンって二作続けて学者の役。 そういう柄には見えないんだけどな。(こういう役の方がピツタリよね。 写真参照) 〈芋ようかん〉


ジャック・ニコルソンの『ホッファ』 とノーマン・ジェイソン監督シルベスター・スタローン主演の『フィスト』 って同じ人がモデルなんじゃないかと思うんですけど…。 〈トラツク野郎はスタローンの方が似合ってる〉


深夜TVでさんざ流れるカメリアダイヤモンドのCM曲が サンディ・ラムの歌声になって喜んでいる今日この頃。 〈激情〉


北京好日』私はすごく面白かったけど、 近くに座っていた中国人の三人家族の子供はなんとなくあきちゃってモゾモゾしてた。 確かに母国の映画っていったって小学生ぐらいの子には老人の話はピンとこないよね。 〈楊貴妃〉


スティーブン・セガールの次回作の邦題って 『沈黙の要塞』っていうんだってね。なんてお手軽なネーミングなの! 〈私は寒いところが大嫌い〉


宝島』を観て、『戯夢人生』を観て、 そのあとアジアNビートでロックしてる林強をみた私は、 彼の仕事を手っ取リばやく垣間見た気がした。これからもがんばってね。 それにしても彼が私より年上なんて信じられない。若い! 〈デビッド・ウーが『覇王別姫』に出ててびっくり〉


侯孝賢の『戯夢人生』を悪く言う人はいない。 だけど私には主役の林強が、李天禄老入の若い頃には見えなかったよ。 〈キャロットピラフ〉


最近日本でも人気の出てきた中国のシンガー ソングライター、艾敬(アイジン)ってとってもコン・リーに似てません? 〈ファイブ・ガールズ・アンド・ア・ロープ〉


何度観ても涙が出るほど笑える ベット・ミドラーの『殺したい女』。この間のTVオンエアでは彼女の吹替が中尾ミエ!  あまりにピッタリすぎて画面のミドラーがだんだん中尾ミエにみえてきてしまった!  この映画日本でリメイクするなら、絶対中尾様にやってほしい! 〈じやあダニー・デビートは次郎さん?〉


トーニャ・ハーディング物語』に対抗して 『ナンシー・ケリガン物語』をつくるなら、 主役はララ・フリン・ボイルに演ってもらいたい。だって似てるんだもの。 〈ドナ〉


唐朝(タン・ダイナスティ)っていう中国の ヘビメタグループの姿をみてビックリ。まるで阿佐ケ谷とか高円寺でよく見かける ストレート長髪にスリムなレザーパンツなんかでシャウトするワイルドなロッカーそのもの。 急激な中国の近代化を聞いていても、北京と聞くとつい太極拳をしたり、 鳥かごをもって広場に集まっている健康的なおじさんたちを思い浮かべてしまう私は、 彼らが村八分になっていないかと、いらぬ心配をしている…。 〈達式常さんはナイスミドル〉


デモリッションマン』でウェズリー・スナイプスをかついでしかも走るシルベスター・スタローンって ホントに力持ちなんだな〜と思った。 〈アクションおたく〉


アカデミー賞の予想で一番簡潔まともなお答え 「監督賞はジェーン・カンピオンだね。スピルバーグは 『ジュラシック・パーク』でがっぽり稼いだから、みんな羨ましがって 投票しないと思うよ」さすが業界のお方スタローンの言だわ。 〈でも予想外れるかもしれない〉


ピアノ・レッスン』でハーヴェイ・力イテル様のヌードを拝ませていただいた。 『バッド・ルーテナント』も早く観たい。 〈私はアブナイ女〉


田原俊彦の長女誕生記者会見をみた会社の子たちは 「トシちゃんの態度、デカい」とか「私、あれみて嫌いになった」と言っていた。 「私ははじめっから嫌いだよ」と心の中で捨て台詞を吐いたのは私です。 〈三月ウサギ〉


長女ブリジット・リン(職業・重案組の刑事、 おまけに名前が程小東、恋人はジゴロのレオン・力ーファイ)、 次女マギー・チャン(職業・ソーシャル・ワーカー、名は程小南、 恋人はジャッキー・チュン)、三女チンミー・ヤウ(職業・医師、名は程小西、 恋人は鄭伊健)、末男ジミー・ラム(ハンサムだけど怠け者の大学生、名は程小北)、 愛情いっぱいのお父さんリチャード・ン(名は程勝)。 私はこの程一家の住み込みのメイドになってみたい! 〈『追男仔』は大爆笑のお薦め品〉


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