女が作る映画誌 ー 女性映画・監督の紹介とアジア映画の情報がいっぱい
 (1987年8月、創刊号 巻頭文より) 夢みる頃をすぎても、まだ映画を卒業できない私たち。
 卒業どころか、30代、40代になっても映画に心が踊ります。だから言いたいことの言える本まで作ってしまいました。
 普通の女たちの声がたくさん。これからも地道な活動を続けていきたいと思っています。どうぞよろしく。
[シネマジャーナル]
25号 (1993.04)  p. 53

ごった煮的一口コメント

宮崎暁美

JFK』はかつてケネディを尊敬していた私にとっても、 あまりにケネディを礼讃した映画だったと思う。 アメリカがベトナム戦争に参加する方向になっていったのはケネディの政策だったと思うけど、 この映画では戦争回避に働いていたように描かれていた。(納得いかないなあ)

抱きしめたいから』に出ていたヤシの木の茂る風景は 『欲望の翼(阿飛正傅)』の冒頭と最後に出てきた景色とソックリ! (マレイシアで撮影したのかな)

ファイブ・ガールズ・エンド・ア・ロープ』の脚本と 『女人故事』の脚本は同一人物だったんだ!  旧体字と現代字の表記の違いで気がつかなかった。
去年中国映画祭で上映された『血祭りの朝(血色清農)』も同じ脚本家だ。 でも公開された『五人少女天国行』は『ファイブ・…』 と同じ原作なのにファンタジーになってしまっていた。 原作は同じでも脚本や監督しだいで変わってしまうのって悲しい。 (肖矛と蕭矛は同一人物)

恵比寿の台湾料理の店に入ったら女優のポスターが何枚も飾ってあった。 その中のひとつは、てっきりジュディ・オングかと思ったら、なんと劉暁慶だった。 そのポスターの劉暁慶はジュディ・オングとよく似ていた。 (台湾料理と書いてあるのになぜだか中国の女優のポスターが多い店)

この間「夜も一生けんめい」を見ていたらザ・ワイルドワンズが出ていて、 ドラムスの植田芳暁の笑い顔が安聖基にソックリなことに気が付いた。 (ワイルドワンズの鳥塚茂樹のファン)

フジテレピ木曜深夜0時四〇分からの「ナイトヘッド」に豊川悦司さんが出ている。 超能力を持つ兄弟の兄を演じている。 (イマジカで豊川さんを目撃した一人)

ナースコール』最後のキャンドルサービスシーンを見て 偽善的と思ったのにホロリと泣いてしまったのは私です。 (涙もろいのをなんとかしたい)

パルコパートIIIの禁煙表示の明るいこと、明るいこと。 映画を見るのに気が散ってしょうがない。(もう少し暗くして!)

11/7の深夜テレピで『キリングフィールド』をやっていたので観た。 そして次の日11/7の夕刊をみたら、 この映画の制作者マーク・ローゼンバーグの死亡記事が載っていてビックリした。 こういう偶然って時々あると思う。
昭和天皇が死んだ日、『戦争と人間』を観にいったら 白馬に乗った昭和天皇の映像が出てきて本当にビックリした。 天皇が死んだから観に行ったのではなく、前々からこの日に観に行く予定だったんだ。 (こういう偶然を予知能力が効いたとでも言うのかな)

早めに行って、画面が見渡せる席を選んで座っているのに、 本編が始まってから来て目の前に座って、 画面を三分の一くらい隠しちゃう人なんてほんとに頭にくる。 おかげで字幕が見えなくなって、体をよじって見るはめになってしまった。 (それってあんまりだよねー!)

街でXファッションしている若者を見ると腹が立つ。 マルコムXってどんな人だったか知っててやってるの?と言いたくなっちゃう。 人種差別のことを考えるきっかけになれば、まあいいか。

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